永谷園の商品は、設計段階から様々なチェック項目に従い、安全性・遵法性の確認を行っています。
また、過去数十年間の失敗事例を集約して、新商品開発段階などで同じ失敗を繰り返さない安全な商品づくりを推進しています。

商品の安全性

永谷園の商品は、設計段階から様々なチェック項目に従い、安全性・遵法性の確認を行っています。

主なチェック項目
殺菌方法 商品設計に合った殺菌方法であること
保存性 賞味期限の設定、賞味期間内の保存性に問題がないこと
商品使用時の
安全性
調理方法の安全性、使用時の包装資材に問題がないこと
原材料の安全性 全ての原材料が社内の審査に合格していること

また商品の生産では、原材料の受入時から商品の出荷時の検査まで安全性を確保するための確認段階を経て、合格した商品を出荷しています。

永谷園リスクマネジメントデータベース

過去にお客さまにご迷惑をおかけした事故や、幸いにも社内で発見できた問題など過去から学んだ事例を集約して、「永谷園リスクマネジメントデータベース」として蓄積しています。
さらには、このデータベースに他社の回収事例なども盛りこみ、大きな事故情報はもとより小さな問題も関連部門が閲覧できる体制としています。それらを活用することで、新商品開発段階などで同じ失敗を繰り返さない安全な商品づくりを推進しています。

リスク評価会議

法改正や食品事故など食品安全に関する時事ニュースを常に監視し、食品に関して新たに発生した問題について、永谷園の商品に影響する場合には、即日関連部門を招集しリスク評価会議を行っています。なお、これまでにアルミニウム・ヒスタミン・アレルギー品目の追加などで社内方針を検討し、対応してきました。これからも、常にアンテナを張り、時代に即応した対応を進めていきます。

  • ※菓子関係で添加物として使用のアルミニウムに関して使用基準を設けるとの報道を受け、
    「ホテルニューオータニホットケーキミックス」などの膨張剤をアルミフリーへ変更しました。