品質保証・CSR 永谷園グループをより理解いただくために、2017年度に取り組んだ環境保全活動内容や企業活動内容をご紹介します。

環境・社会報告書2018

ムダを オミット 結果にコミット 永谷園ホールディングス
 [品質保証部] 三谷 直人

廃棄物削減の取り組み

永谷園グループは、環境負荷低減のために限りある資源の効率的な利用と廃棄物のリサイクルに努めています。特に、まだ食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」に対しては、食品メーカーとして強い責任感を持って削減に取り組んでいます。

廃棄物削減への取組

賞味期限の延長

永谷園は、食品ロス削減の取り組みの一環として、2017年5月生産分から市販用商品72アイテムの賞味期限を延長しました。延長期間は商品によって異なりますが、約3カ月〜12カ月です。賞味期限は、食品の期限設定に関する法律やガイドラインなどを基に、商品開発部門と品質管理部門が官能検査(味、におい、色、食感)微生物検査、理化学検査(水分pH水分活性など)を行い設定しています。それぞれの商品特性を踏まえて全商品を対象に賞味期限延長が可能かを検討し、延長しても問題ないと判断した商品をピックアップしました。

お茶づけ海苔 18ヵ月→24ヵ月 麻婆春雨 12ヵ月→15ヵ月

段ボール軽量化による廃棄物の削減

2017年12月より、カップ入生みそタイプみそ汁や、「冷え知らず」さんシリーズなど、カップ商品の段ボール材質を見直し、軽量化を図りました。これにより、年間93トンの容器包装ごみの削減が見込まれます。

製造工程での不良ロス削減

製造工程で生じる不良ロス削減のために、各工場では新たな設備の導入や工程の改良に取り組んでいます。オクトスでは、ウエイトチェッカーと連動して実際の充填量と基準量のずれを自動で調整する装置を開発しました。この装置を導入した生産ラインでは、重量不良のロスが前年度の約1/8になり、年間350kgの廃棄物削減につながりました。
充填量の自動調整装置

充填量の自動調整装置

工場における食品廃棄物のリサイクル

永谷園グループの各工場から排出される食品廃棄物は、それぞれの中身に合わせた形で肥料や飼料などにリサイクルしています。

  • ・花笠食品…お麩の製造時に発生した規格外品や動植物性残渣は、飼料や肥料にリサイクルされています。
  • ・サニーフーズ栃木工場…動植物性残渣の一部を近隣の農家に引き渡し、肥料として利用されています。
  • ・藤原製麺…製麺時に発生した麺の切れ端などを近隣の養豚場に引き渡し、豚の飼料などに利用されています。
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