トップメッセージ

永谷園グループの企業理念は「味ひとすじ」です。「味ひとすじ」は永谷園創業者である永谷嘉男が『お茶づけに一生を捧げる』という想いを言語化したものです。

「味ひとすじ」とは、「今までにない」「お客さまになるほどおいしいと感じてもらえる」「他社にマネができない」商品を出し続けるという決意です。そしてこの決意の目指すところは、お客さまに思いを馳せ、思いやりを持って「食を通じて幸せで豊かな社会づくりに貢献していく」ためであることに他なりません。

近年、気候変動によるさまざまな問題や新型コロナウイルス蔓延などにより日常生活は大きく変化してきました。また持続可能な社会の実現に向け、気候変動対策を含めサステナビリティへの対応が社会全体で求められています。永谷園グループも事業活動を継続する立場としてこれらの問題への対応を企業の社会的責任と捉えて取り組んでいます。

2022年、「永谷園グループサステナビリティ方針」を策定するとともに、持続可能な社会の実現に向けた取り組みを当社グループ全体で強化することを目的として、わたくしが委員長となり組織横断型の「サステナビリティ委員会」を設置し、推進体制を構築しました。このサステナビリティ委員会を中心にして、社会や環境問題をはじめとするサステナビリティを巡る課題解決に向けて活動しています。

また2023年にはサステナビリティに関する当社グループの重要課題と課題ごとの対応方針・指標・目標を設定し、活動をより具体的に運営・管理・実践できる仕組みを整えました。

これからも永谷園グループは持続可能な「幸せで豊かな社会」を実現するために「食を通じた活動」、つまり商品設計・製造・販売などのあらゆる場面で今できることを1つひとつ実践してまいります。

永谷園ホールディングスは2023年に会社創立70周年を迎えました。

これまでの皆さまのご愛顧・ご支持に大きな感謝を感じるとともに、将来の社会が「幸せで豊かな社会」であり続けるために、今我々ができることを実行し、お客さま1人ひとりの未来に向けて貢献してまいります。