お客さまとの関わり

永谷園グループは、日ごろからお客さまの声を聞き、ご意見を真摯に受け止め、エンゲージメントの向上につなげています。

お客さまの声を聞くことで、より一層お客さまのニーズに合った商品・サービスの改善に役立て、末永く支持していただける商品づくりを目指します。

「お客様の声」を大切に

永谷園グループは、お客さまからの貴重なお申し出を、商品開発や改善に役立てたいと常に考えています。永谷園では、お客さまとのコミュニケーションの拠点として「お客様相談室」が窓口になり、いただいたお申し出に迅速かつ正確にお応えする体制を整えています。2022年度は年間で約8,600件のお問い合わせやご意見をいただきました。いただいたお申し出は社内のデータベースに蓄積し、日々「お客様の声」として社長を含め社内に情報発信しています。

また、データを集計・分析して定期的に「品質保証連絡会」を開催し、開発部門や生産部門などで、よりよい商品づくりに反映できるような仕組みにしています。
今後もお客さまに満足していただける商品を提供できるよう、1つひとつの「お客様の声」を大切にしていきます。

麻婆春雨「食品ヒット大賞」ロングセラー賞受賞

日本食糧新聞社制定「第41回食品ヒット大賞」の受賞商品が2022年12月23日に発表され、「麻婆春雨」が「ロングセラー賞」を受賞しました。ロングセラー賞は10年以上にわたりその分野で上位の売上を確保し、今日に至るまで流通部門を潤している商品に与えられる賞です。受賞した「麻婆春雨」は1981年11月の発売から現在にわたり、多くのお客さまに愛されてきました。

永谷園初のそうざいの素商品である本品はオリジナルの中華メニューとして、また近年では、子どもが野菜をもりもり食べてくれる麺入りおかずとして、子育て世帯の支持を集めています。

永谷園では、これからもお客さまの声に耳を傾けながら、末長くお客さまに支持されるような商品づくりを目指します。

お客さまの声からの改善事例

永谷園では、カップタイプのみそ汁やスープを販売しています。このタイプの商品は、カップの内側にお湯を注ぐ目安となる線が設けられています。今まで、「作り方」には「内側の線まで熱湯を注いで～」と記載しており、ご用意いただく湯量の記載はありませんでした。しかし、お客さまから「どれくらいお湯の用意をしないといけないのか分からない」というお声をいただいたことから「作り方」に湯量の目安を入れる変更を行いました。

お客さまとのコミュニケーション

ママ社員による「めざまし茶づけ」ファンミーティング

永谷園は、朝が苦手なお子さまにササっと食べられるお茶づけを提案する「めざまし茶づけ」について、社員と交流しながら学べるオンラインイベント「親子で参加♪おうちでめざまし茶づけファンミーティング」を2022年8月23日に実施しました。4回目の実施となった本イベントは、ママ社員を中心とした「永谷園子育てプロジェクト」のメンバーが、企画から当日の運営まで一貫して行いました。公式メールマガジン・Instagramよりご応募いただいた方の中から7組の親子にご参加いただき、調理コーナー、クイズコーナー等を交えた楽しい時間となりました。イベント開催後には「めざまし茶づけ」に対するポジティブなご感想を多数いただき、「親子で『めざまし茶づけ』の良さを知り、親子と永谷園のつながりを強化する」という目的を達成することができました。

PRイベントでお客さまと交流

永谷園では、2022年10月から12月にかけてPRイベントを相次いで実施しました。試飲やサンプリングのほか、オリジナル茶づけを作るイベントを実施しました。コロナ以降は、お客さまと直接触れ合う機会がほとんどなかっただけに、直接お客さまの声を聞ける機会になり、イベント運営に携わった社員たちは元気をいただきました。

バーチャル工場見学

永谷園フーズは、ホームページ内に新コンテンツ「バーチャル工場見学」を2023年2月に公開しました。永谷園商品ができるまでの生産工程を動画で分かりやすく紹介しています。お客さまにホームページで気軽に商品製造工程をご覧いただくことで、より永谷園商品を身近に感じていただける機会を増やしています。

「お茶づけ海苔　ハッピーサンプリング」

永谷園では、2021年7月からたくさんの親子の皆さまに「めざまし茶づけ」の良さを知っていただくことを目的に、子どもたちの課外活動の場で社員自らがサンプリングを行っています。子どもの習いごとやスポーツ活動などの場で、お茶づけ海苔とリーフレットを配布し、おうちで「めざまし茶づけ」を体験していただいています。保護者の方からは「朝、これがあれば助かる」とのお声をいただきました。