地域社会と次世代の発展のために

フードバンクとの連携による社会課題への取り組み

永谷園では、食品ロス削減の視点から賞味期限が近いなどの理由で市場に流通できない商品を、食べ物に困っている方や施設に無償提供する「フードバンク」に2015年から商品寄贈を開始し、年々寄贈先を増やしています。2020年度は、三重県桑名市にある「NPO法人太陽の家」への寄贈を開始しました。新型コロナウイルスの影響による困窮世帯の増加でフードバンクへの需要が高まっています。これからも「食の支援」と社会課題である「食品ロスの削減」に貢献していきます。

太陽の家 フードパントリー会場
太陽の家 フードパントリー会場

コネクトノートの配布

永谷園は、子どもたちの学びを応援することを目的とした「コネクトノート」を、TOKYOコミュニケーションズ株式会社と共同制作し、東京都大田区の小学校に無料配布しました。1955年に永谷園最初の工場を大田区に設立して以来、この地で「お茶づけ海苔」などの生産を続け、現在は製品の「安全・安心」を確保するための大事な拠点である技術開発センターを置いています。このように、長年お世話になっている大田区に恩返しをしたいという思いと、地域の小学生に「お茶づけの永谷園」が身近にあることを知ってもらい、「食」に興味を持つ機会を提供したいという思いから配布しました。ノートの表紙裏面には、お茶づけ海苔の歴史や、現在実施している「めざまし茶づけ」企画の“3つのスイッチ”を掲載して朝食の重要性を伝えています。これからも地域社会の一員として地域に根差した社会貢献活動を行ってまいります。

コネクトノートの配布

知的障がい者スポーツへの支援

永谷園ホールディングスは、2020年より「一般社団法人 全日本知的障がい者スポーツ協会」のオフィシャルスポンサーとして、商品協賛活動を通じて障がい者スポーツを支援しています。同協会は、知的障がい者スポーツ団体の統括組織として活動しており、これまでなかなか機会が無かった重度・重複障がいのある知的障がい児・者やダウン症の方々にも、日常生活の中で運動・スポーツを行える環境整備やそのための理解・啓発を行う事業を展開し、知的障がい児・者のスポーツ参加を応援している協会です。
2020年11月に新型コロナウイルス感染対策を講じて実施された「知的障がい者サッカー日本代表候補強化合宿」に、選手やスタッフの食事サポートとして、フリーズドライご飯を提供しました。後日、選手とスタッフの中間食や夜食として好評でしたとお礼の報告をいただきました。また、同年12月に開催された「パラFIDジャパンチャンピオンシップ卓球大会2020」にFDブロックあさげシリーズを提供しました。こちらは選手への参加賞として活用されました。

知的障がい者サッカー日本代表候補強化合宿の様子
知的障がい者サッカー日本代表候補強化合宿の様子

ペットボトルキャップの回収

永谷園では、ペットボトルキャップの回収活動を行っています。回収したキャップは有価で売却し、UNICEF(国連児童基金)に寄付することで、発展途上国の子どもたちにワクチンを届ける活動を支援しています。2020年度は35,500個、75㎏ものキャップが集まり、約37人分のポリオワクチンを届けることができました。また、リサイクルを通して236.3㎏のCO2の削減につながりました。

ペットボトルキャップの回収ボックス
ペットボトルキャップの回収ボックス

コロナ禍の商品提供支援

藤原製麺

新型コロナウイルス感染症が拡大する中、北海道旭川市内の施設や病院で2020年11月にクラスターが発生し、人出不足により自衛隊が災害派遣される事態になりました。
そのような状況下、藤原製麺の従業員から何か支援ができないかという声があがり、「北海道3人前生ラーメン醤油」を旭川厚生病院、吉田病院、北海道療育園の3施設に計500袋提供しました。後日、各施設よりお礼状が届き「地域の皆さまからの支援が何より励みになります」との感謝の言葉をいただきました。

旭川厚生病院
旭川厚生病院
吉田病院
吉田病院

永谷園

永谷園ホールディングスはアレルギー性疾患を持つ患者への支援活動などを行っている「NPO法人アトピッ子地球の子ネットワーク」に「アンパンマンミニパックカレー」を提供しました。同団体は、2020年7月からコロナ禍で経済的に困窮しているご家庭を対象に、食物アレルギー配慮商品の食糧支援を行っています。提供した商品は、一般的なフードバンクが活用できない食物アレルギーを持つお子さんがいる家庭への支援として使用されました。

オクトス

賞味期限による入れ替えでその役割を終えた災害用備蓄食「フリーズドライご飯」を、コロナ禍で深刻化する生活困窮者への支援のため、フードバンク松阪へ600食寄付しました。
災害用備蓄食は定期的に入れ替える必要があり、入れ替えに際して廃棄されることがあります。今回の備蓄食支援は、社会課題としての食品ロス対策貢献と地域貢献につながる有効活用となりました。

フードバンク松阪
フードバンク松阪

会社訪問の受け入れ

サンフレックス永谷園

サンフレックス永谷園では、高校生を対象に会社見学を実施しました。フリーズドライとレトルト食品の基礎知識や生産ラインについて説明をした後、鹿島工場の生産ラインの見学を行い、フリーズドライのみそ汁の試食をしてもらいました。
生徒さんからは、「具材たっぷりのおいしさに感動した」との感想をいただきました。食品製造業を理解してもらい、進路の選択肢に活かしてもらえるよう今後も会社見学を実施していきます。

サンフレックス永谷園

オクトス

2020年11月、松阪市主催による県内高校生の保護者を対象とした企業案内バスツアーの一行がオクトスを訪問しました。新型コロナウイルス対策のため、見学は外観と倉庫のみとし、市が用意した特設会場内で工場案内のビデオを上映しました。企業訪問の様子は後日、松阪ケーブルテレビのニュース番組で放映されました。

周辺地域の美化活動

永谷園グループの各事業所では、エコチームが中心となって、定期的に周辺地域の清掃活動・美化活動に取り組んでいます。近隣の工場の方や地域の方と一緒に活動を行うこともあり、従業員だけでなく周辺地域との交流の場にもなっています。今後も、定期的な清掃活動を実施することで、周辺地域の美化の維持に努めていきます。

茨城工場清掃
茨城工場清掃