品質保証・CSR 永谷園グループをより理解いただくために、2019年度に取り組んだ環境保全活動内容や企業活動内容をご紹介します。

環境・社会報告書2020

廃プラは 再生利用か 燃料か ニシエイ [事務管理グループ] 難波 利幸

廃棄物削減の取り組み

永谷園グループは、環境負荷低減のために限りある資源の効率的な利用と廃棄物のリサイクルに努めています。特に、まだ食べられるにもかかわらず廃棄される「食品ロス」に対しては、持続可能な開発目標(SDGs)で、1人当たりの食料廃棄を2030年までに2000年度から半減させる目標が掲げられています。国内では、「食品ロス削減推進法」が施行された事から、食品メーカーとして強い責任を持って取り組んでいきます。

廃棄物削減への取組

賞味期限の延長

永谷園は、食品ロス削減の取り組みの一環として、2017年5月に市販用商品70アイテム以上の賞味期限を延長しました。延長期間は商品によって異なりますが、約3カ月~12カ月です。賞味期限は、食品の期限設定に関する法律やガイドラインなどを基に、商品開発部門と品質管理部門が官能検査(味におい食感)、微生物検査、理化学検査(水分pH水分活性など)を行い、設定しています。それぞれの商品特性を踏まえて、全商品を対象に賞味期限延長が可能かを検討し、延長しても問題ないと判断した商品をピックアップしました。

松茸の味お吸いもの 18カ月→24カ月 五目チャーハンの素 12カ月→18カ月 麻婆春雨 12カ月→15カ月

賞味期限を延長した商品の一例

製造工程での不良ロス削減

製造工程で生じる不良ロス削減のために、各工場では新たな設備の導入や工程の改良に取り組んでいます。オクトスでは、造粒前の混合した原料を保管しておく造粒ストックタンクを新しく交換しました。新タンクは、混合された原料をストックタンクへ移すための吸引口が上部にある事で側面にあった旧タンクに比べて、吸引時による原料ロスを年間10.1トン削減しました。
新造粒ストックタンク

新造粒ストックタンク

工場における食品廃棄物のリサイクル

永谷園グループの各工場から排出される食品廃棄物は、それぞれの中身に合わせた形で肥料や飼料などにリサイクルしています。

  • ・花笠食品…お麩の製造時に生じた規格外品は、飼料や肥料にリサイクルされています。
  • ・サニーフーズ栃木工場…動植物性残渣の一部を近隣の農家に引き渡し、肥料として利用されています。
  • ・藤原製麺…製麺時に発生した麺の切れ端などを近隣の酪農家に引き渡し、牛の飼料などに利用されています。
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